腰痛評価②

体幹伸展時に腰痛があるケース。

腹筋の遠心性収縮の機能低下により、過度な伸展が生じることで痛みに繋がっている場合、下の介入で痛みが軽減する。

 

背臥位で膝立。

上部体幹を屈曲させる時の角度、遠心性収縮でゆっくりおろせるかを確認する。

初めに腰椎にPTが手を入れて腰椎の後弯を指示する。後弯を保ちつつ上部体幹を上げて可動性の問題がないか確認する。

 

問題無ければ介助して最大の屈曲域で保持させてから腹筋の遠心性収縮を意識しながら体幹を下させていく。

これをやったら必ず力を抜く。いわゆるオフにする。

それを数回繰り返し、再度初めのように体幹屈曲させると求心性収縮時の持ち上がる高さが変わる。

下ろす時も後弯を保ちつつゆっくりおろせるか確認する。