胸椎屈曲モビライ

マリガンより

 

胸椎屈曲の分節では、患者を治療台に跨がせて座らせる。

セラピストは右後方に立ち、右腕を障害のあるレベルで体幹に回して保持する。それを体幹屈曲時の支点とする。

セラピスト左手の尺側端は選択した棘突起または横突起に起き、患者の自動屈曲に合わせて関節面に沿って滑りの力を加える。

 

※なぜ治療台に跨がせるかは手を前方に着かせることで前に倒れないように安定させる

ことにつながると考えられる。さらには股関節屈曲外旋位になることで骨盤を固定できることにつながるかもしれない。