腹筋 強化
腰痛改善のために腹部トレーニングが有効。
単なるシックスパックとなるような腹筋ではありません。
これは不安定な場合に有効。どういう状態の人に適応か?
それは脚の運動や頭、手の運動を行う際に、お腹側が揺れる、体幹が崩れる、背中の筋肉が過剰に働く、腰に痛みがあるといった現象が見られる人。
体幹は、そもそも腰椎の上に肋骨や頭が乗っかっている不安定なものです。
お腹はまるで風船(腹腔)のような構造です。
張って膨らんでいるか、そういう観点が大事です。
ポイントは、
風船の上である①横隔膜、
前側である②腹横筋、
後ろ側である③多裂筋(と胸腰筋膜)
下側である④骨盤底筋を無意識で収縮し、安定させるのがゴールです。
どう鍛えるか(秒数などは省いて)
①は、息を最大に吸った状態で可能な限り止める。
②は、キツイズボンを履く時のようにお腹を凹ませる。
③は、寝たままや四つ這い、座位で手脚をゆっくりと長時間動かす。
④は、前側と後ろ側があり鍛える場所が異なる。
前の骨盤底筋は、骨盤前傾位でオシッコを止めるような力を入れる。
後ろは、骨盤後傾位でウンチを止める力を入れる。
これらのようなトレーニングをして冒頭の症状が改善しますか?
効果あれば原因はそこにあるのかもしれません。